インタビュー12インタビュー時年齢:40歳(2017年2月27日)

#04 自分は高校時代までは歯に関しては優等生だったが、大学以降生活が不規則になってむし歯が増え、安易に削ってもらっているうちに歯を何本も失うことになってしまった

再生時間:02:35 アップロード日:2017年12月04日

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インタビュー

あの、歯に関しては優等生だったと思うんですね。もう、まだ痛くもない状況、あの、C1って言われていた状況で歯医者さんに行って、まあ、「歯っていうのはもう、むし歯になったら、自然には治らないんだから」って。「もう早いうちに行けば、その日のうちに治るし」っていうことで、もう、あの、削って埋めるっていう、1本当たり1日、1回通うだけで済んでいたんですね、はい。
 で、そういうのは大学生になってだんだん、あの、生活が不規則になって、食生活もちょっと乱れてきてからは、治療した歯がまたむし歯になるっていう状況になりまして、はい。それでも真面目に、歯医者さんには通っていたんですね。こう、あの、悪くなっては、「ああ、じゃ、もうこれは行かないと治らないって、はい。
 で、どうしてこうなってしまったっていうことに関しては、全く触れられることはなくって、再治療、再治療を繰り返して、で、あの、自分としては、まあ、自分のケアが良くないっていうことは分かっていたんですが、だんだんこう、あの、歯を治療するにつれて、何か自分の中で諦めみたいなこう、気持ちにもなってしまって。ただこう、あの、はい、通ってこう、治すっていう状況になったんですね。
 で、高校時代の、あの、軽いむし歯を治すっていう状況から、その、歯をたくさん失うっていう状況になるっていうのは自分でもこう、「先にこういう状況が待ってるっていうことを分かっていたら、もう少し気を付けていたのになあ」とか、いろんな後悔はありますので、やっぱり、うーん、自分の子どもにはこういう思いをさせたくないっていうのはとてもあります。

そうですね。自分でそんなつもりはなかったんですけど、安易に削りにいっていたっていう、あの、気はします、はい。だから、歯を削るっていうことに関しては、もっと、あの、歯医者さんだけじゃなくて、私たちのほうもこう、慎重にならないといけないんだっていうのを今思います。

プロフィール

インタビュー12
インタビュー時年齢:40歳
(2017年2月27日)

関東地方の離島在住・2歳と4歳の女児の母。公務員だが現在は育休中。子育てがしやすい環境に引かれて、同じ職種の夫と離島に転勤。2人目の子どもが1歳7か月のとき初期むし歯といわれ、大いに動揺した。自身は若くしてむし歯と歯周病で複数本の歯を失いインプラントにしていることから、子どもには同じ思いをさせたくない。歯は自己イメージと直結し、人の尊厳にかかわる部分だと思うので、歯科健診ではむし歯を発見するだけでなく、生活の見直しにつながるようなアドバイスが欲しい。