インタビュー14インタビュー時年齢:72歳(2017年2月28日)

#02 だいぶ体重も戻ってきているが、いまもご飯粒やひき肉などパラパラしたものは食べにくいので、とろみをつけたお湯を用意している

再生時間:01:00 アップロード日:2017年12月04日

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インタビュー

――おそばを召し上がられたって伺いましたけれども、おそばは食べるの難しいですか。

いや、そうでもないです。

――そうでもないですか。食べるのが難しいものって何ですか。

ご飯ですね。ご飯の粒々が。でも、あのー、とろみつければ食べられるんでしょうけど。

――パラパラしちゃうと食べにくいっていうことですよねえ。

うん、ひき肉とかね。でも今は、コロッケ食べてるから。ひき肉も鶏団子なんかは、肉団子食べてるから。いつもとろみがないと駄目だったんですけど、なくても平気になったんです。

プロフィール

インタビュー14
インタビュー時年齢:72歳
(2017年2月28日)

首都圏在住。夫(インタビュー13)と二人暮らし。69歳の時に急性腎不全を発症。半年間の入院で腎不全は改善し、人工透析の必要もなくなったが、長期の経鼻栄養で嚥下が難しくなり、誤嚥性肺炎を起こしたため、在宅復帰後は胃ろうにすることを勧められた。退院後も2-3カ月は経鼻栄養で過ごしたが、口から食べさせたいという夫の強い希望もあり、ケアマネージャーの紹介で訪問歯科医の口腔ケアを受けることに。当初は水も飲めなかったが、夫の協力を得ながら毎日嚥下訓練をして、今ではお蕎麦も食べられるようになった。