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歯と口のセルフケア

歯と口のセルフケア

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歯間が開いている人は、歯間ブラシがお
すすめ。小さいサイズから試してみましょ

う。迷ったら歯科医院で相談を。

歯ブラシでは届かない歯と歯の間はデンタルフロスや歯間ブラシ

も使いましょう。

歯間が狭い人にはデンタルフロス
がおすすめ。

強く押し込むと歯ぐきを傷つけるのでゆっ

くりと。

ゆっくり前後に数回動かして、すきまもきれ
いにみがく。

歯と歯の間にフロスを入れ、スライドさせながらゆっくり下ろす。フロ
スを歯にそわせるようにして、数回上下に動かす。

デンタルフロスには、自分でカット

して使うロールタイプや、柄のつ

いたF字型、Y字型などさまざまな
タイプがあります。自分で使いや
すいものを選びましょう。迷う場
合には歯科医院で相談を。

ブラシの毛の束が小さく、みが
きにくい部分をピンポイントで
歯垢を取るために便利な歯ブ
ラシです。
毛の束の形によって、歯と歯の
間用、奥歯の後ろ用など、いろ
いろな種類があります。

適量を口に含んですすぐことで、お
口の中をきれいにするのが洗口剤
です。殺菌作用のある成分が含ま
れているものは、歯周病やむし歯の
予防、口臭予防の効果も期待でき
ます。含まれる成分で効果が異な

るので、お口の状態やライフステタ
イルに合わせて選びましょう。

よく噛むと唾液が分泌し、消化を大い
に助けます。意識的に硬いものや酸っ
ぱいものを食べましょう。しっかり噛む
ことが大切。また、唾液は口の中の雑菌
や汚れを洗い流してくれます。

歯と口のセルフケア

Chapter

3

歯ブラシ+αで歯垢を徹底除去

POINT

1

斜めに差し込む

歯間ブラシ

部分みがき用歯ブラシ

(ワンタフトブラシ)

洗口剤(デンタルリンス)

よく噛む

デンタルフロス

前後に動かす

 全身の病気と深く関わる歯周病は正しいセ

ルフケアをおこなうことで、改善できる可能性
もあります。

 歯周病の原因となる歯垢の除去には歯みが

きが不可欠。

 歯ブラシだけでなく、歯間ブラシやデンタル

フロスも使ってみがき残しをなくしましょう。

 きちんとみがいているつもりでも、

「みがきグ

セ」がついていて、結果的にみがき残しがある
場合も少なくありません。
 歯科医院などで自分の口の状態に合ったみ
がき方の指導を受けて日々のセルフケアを続
けていくことが大切です。

食生活を見直す

POINT

2

I字型

L字型

Y字型

ロールタイプ

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RINSE