インタビュー11インタビュー時年齢:67歳(2017年1月28日)

#04 下の歯が1本だけになってしまったので入れ歯にしているが、頻繁に調整が必要になる。入れ歯を作り直してもらっている間は流動食で頑張らないといけない

再生時間:01:44 アップロード日:2017年11月09日

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インタビュー

先生が随分苦労して作ってくれた、今、この入れ歯が今一番長いんですけど、歯が1本になっちゃってからの入れ歯のほうが、逆に長いんですけれども、あの、…良くて2~3年かな。で、まあ、むし歯ができるから、やっぱりもう、次から次へ作り直しをしなくちゃいけないし、で、先生の所では、いいつもりなんだけども、帰ってきてから何かこう、食べると、やっぱりどっかがおかしくて。で、先生が調整をしてくださるけど、大体先生、5回が限度でしょうかねえ。あの、普通の顔で、やってくださるのは(笑)。

私としてはね、やっぱり歯がないと、もうほんとに流動食状態だから「痩せたり元へ戻ったり、激しい人ですね」って言われたことがあって、職場で。で、要は、その、歯がないから、流動食になっちゃうと、えっと、どうしてもこう、まあ、ダイエットしてるつもりじゃないんだけど、まあ、適当に痩せて、それでちょっと固形物食べられるようになると、まあ、自動的に太るという(笑)ことの繰り返しなんですね。
 だから、あの、すぐに、次の入れ歯が欲しい。だけども、あまりにもその、きゃしゃな入れ歯ですよね。ここは、あの、ちょこっとしか載らないのに作っていただくから。だから、すぐに欲しいんだけども、その、ちゃんとかめない状態を1カ月ぐらい我慢しないと、次の入れ歯ができなくて。で、その入れ歯ができるまでは、もうほとんど流動食に近いもので頑張るっていうのが、そういう繰り返しなんですね。

プロフィール

インタビュー11
インタビュー時年齢:67歳
(2017年1月28日)

首都圏在住。福祉関係の仕事を定年退職して一人暮らし。近所に娘、息子の家族が住む。40歳前後のときに口内炎が治らず、からだに尋常でない重さを感じるようになり、歯科医の紹介で口腔外科に。細胞診の結果、抗がん剤と放射線治療をうけることになり、その後入院。左顎、舌の左側三分の一と、左の喉、鎖骨付近まで切除した。病名は告げられなかったが、後日診断書を見て舌がんと知った。上の歯は全部あるが、下はむし歯のため1本残るのみで入れ歯を使用。現在は元気に日常生活を送っている。