インタビュー01インタビュー時年齢:56歳(2016年2月20日)

#03 がんの治療をする先生たちは歯医者さんとの連携をとってほしい

再生時間:2:32 アップロード日:2016年06月29日

語り

もうほんとに乳がんというのはすごく、標準化されてるので、治療が。最初に外科的に手術して、で、その次が、まあ、人によってそこは順番ちょっと変わるんですけど、放射線を先にやる場合と、抗がん剤を先にやる場合とあるんですけど。でー、主治医は、一応、その切ってくださった先生が主治医なんですけど、もう、次のルーティンに入っていっちゃうと、放射線科に行って、あとその放射線の先生にずっとかかって。で、それが終わると今度は抗がん剤治療のオンコロジーセンターってところに行って、そのオンコロジーセンターの、もう先生になるんですけど、一応そこも確か担当の先生って決まってたと思うんですけど。でも、行く日とか決まってますから、その合間に「すごく痛くなっちゃったんでどうしましょう」って電話をかけるんですよね。電話をかけるとそこで、一応、看護師さんが出てくださって。「じゃあちょっと主治医の先生と相談します」とか、あるいはその「オンコロジーセンターの方の先生と相談します」とかって言ってくださるんですけど。でも「今からそっち行きたいんですけど」みたいな感じで言っても、「いや、それは、うちに来ていただいても」っていう感じになって、「歯医者さん、地元の歯医者さんに行ってください」っていうふうに言われるんですよね。
だから、こう、なんか、がん治療の中でも、やっぱり、乳がんは、ほんとにその、外科だ、放射線科だ、うんとー、腫瘍内科だ、ということになって、すごく分かれてしまっているので、その合間で、確かにその、全然関係ない病気ではあるので、あの、歯、歯というのは。
で、めまいが起きたときは「じゃ耳鼻科に、行ってください」ってなるんです。その耳鼻科に関してはそこの病院の中に耳鼻科があるので、「耳鼻科に行ってください」っていうと。そこの病院には歯科はないんですよね。なので、自分のところで紹介はできないし、だから地元に行ってくださいってことになるんだと思うんですけど。だから、少なくとも「耳鼻科の方に行ってください」って言われたときは、まだ同じ病院の中だから、何となく、こう、「つながってるし」っていう気持ちがあるんだけど、歯医者さんには、もう全然(つながっていない)。私が行って説明するしかないわけですよね、その歯医者さんに私はこうこうこう(乳がんで抗がん剤治療中)でって。別に紹介状くれるわけでもないし。
だから、そういう意味ではちょっと、なんか、放り出された感というか、がありましたよね。そういう意味で、もうちょっとこう、歯医者さんとの連携をとって、がんの治療をしてくださる先生達が、やってくださったらいいのになっていうのは、思いました。

プロフィール

インタビュー01
インタビュー時年齢:56歳
(2016年2月20日)

首都圏在住・団体職員。52歳のとき乳がんの診断を受け、温存手術と放射線療法を受けたのち、抗がん剤治療を受けた。以前からあった歯周病のため、抗がん剤治療で白血球が下がるとひどい歯肉炎になり、上あごの左半分が腫れあがってものが噛めず、夜も眠れない状況になった。当初は痛み止めで乗り切ろうとしたが、耐えきれず左上の奥歯を抜歯した。歯周病とがん治療のかかわりについて事前知識が欲しかった。