インタビュー10インタビュー時年齢:44歳(2017年1月23日)

#04 5歳2カ月で歯がぐらぐらしてきたのは早すぎるのでは?と心配で、自由診療の歯科医に相談したが、コミュニケーション能力が高い子は口の周りの発達も早いと言われて安心した

再生時間:03:35 アップロード日:2017年12月04日

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インタビュー

5歳になってすぐに下の歯2本が、前歯なんですが、グラグラしだしまして、それもたまたまアメリカで。で、アメリカで歯磨きをしている時に、「え、この下の歯、もしかして揺れてるの?」っていう感じで、で、数日しましたらほんとにグラグラしてきまして、で、5歳と2カ月でちょっと早いんではないかなあというので、えーと、いろんな所を調べ、いろんな所というか、ネットで情報を集めたんですけれども、まあ、個人的な個性だからあまり気にしないほうがいいということしかネットでは出てこないんですね。

娘の幼稚園はシュタイナー幼稚園なんですけれど、歯が抜け替わる時が次のステップ。えーと、7年間ずつにシュタイナー教育は、子どもの成長、全て人間の体を7年ごとに区切っているんですけれども、ある意味、歯が抜け替わるのが7歳くらいなんですね。そのこともちょっとあって、5歳だとちょっと早いって思ったんですね。
ただ、そういうのが準備ができている子どもは多分いると思うんですね。で、うちの娘も、そのー、中には入っているんですが、歯が抜け替わる時っていうのは、あのー、子どもの体、第1七年期、0歳から7歳までのずーっと、遊んで体を作る時期からもう少し、えーと、学習に目を向けられる時期に移っているっていうふうにシュタイナーでは言われているようなんですけれども、ただ、それがうちの娘は5歳と2カ月で少し早かったので。

やっぱりどこか、私の中では何か体の成長が早すぎるんじゃないかっていうふうな不安があったので、ちょっと幼稚園のお母さんに相談をしたところ、ある歯医者さんを勧められて。それは予約が取るのがとても難しかったんですが、つい最近、診てもらいまして、そこの先生が初めて、「お嬢さんはコミュニケーションはたくさん取れるでしょう」っていきなり言われました。(中略)「そのー、コミュニケーション取れる子っていうのは、歯の抜け替わり、口の周りの発達も早いので、抜け替わりも早いことが多いですよ」っていうふうにおっしゃってもらったので、そこで私の中でちょっと、心の中にその言葉が落ちてきまして、何も心配することはないって分かっていながらも、何となく安心して、そこの歯医者さんから帰ることができました。

よく環境ホルモンの問題で、お肉にそういう促進剤、いろいろ使っているっていうのを聞いたりしたので、もしかしたらその関係で、お肉を取ることによって、それが彼女の体に蓄積されて、もしかしたら成長が早くなってしまっているのかなあっていう心配も少しあったんですね。
 ただ、でも、何かそういうことはあまり関係なく、違いますって。関係なくっていうか、そういうふうにお話はされなかったんですけれど、大丈夫ですよっていうふうに。やっぱり安心しないと、子どものほうにも親の気持ちが伝わるので、いつまででも不安なままだとやっぱり良くないなあっていうのもあったので、そのお話が聞けて良かったなっていうふうに思います。

プロフィール

インタビュー10
インタビュー時年齢:44歳
(2017年1月23日)

首都圏在住・5歳女児の母。アメリカ人の夫とシュタイナー教育の幼稚園に通う娘との3人暮らし。地方公務員として勤務したのちカナダに留学、帰国後いくつかの仕事についたが、出産後は育児に専念。娘が3歳を過ぎたころ、滞米中にむし歯が見つかり、現地の歯科医を受診。ガスで眠らせてまで削る治療方針に納得できず、そのまま帰国したところ、日本では治療不要と言われ、前歯はそのままで、5歳になって奥歯にできたむし歯を治療した。