インタビュー14インタビュー時年齢:72歳(2017年2月28日)

#03 経鼻栄養では栄養剤の匂いはしても味がわからない。胃ろうの人が「ご飯が食べたい」というのも聞いた。内科と歯科が連携して口腔ケアで食べられるようにしてほしい

再生時間:02:17 アップロード日:2017年12月04日

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インタビュー

――そもそもが経管、経鼻栄養をやめて、で、お口から食べるようにしようって決めたのは、そのー、食べたいっていうことのほうがあったからか、それともおなか壊してとっても大変だったので、あのー、そういう口から食べるほうに変えていくほうがいいって思われたのか、どっちですかね。

食べたいっていうのがあったから。

――ああ。ご自身で食べたい。

あのー、経管栄養なら栄養剤はいい匂いするんですよ。だけど、おなかに入ってっても味はしないのね。だから食べたいっていう気持ちはありましたね。

やっぱり、口腔ケアして、物が食べられるようにしてくれるっていう先生が少ないから、そういうのも、今の医学は、あの、内科までは治すけど、口腔ケアまではしてくれないとこが多いから、そういうのがもっと進んでったらいいなあと思います。

入院中に胃ろうの人も見てきましたけど、ほんとに、あの、(食事の時間になると看護師が)ケースにこんな、ぼちゃぼちゃぼちゃって入れて、そして行ってしまうだけなんですよね。で、「ご飯が食べたい、ご飯が食べたい」って言ってる人もいましたし。それが食べられるっていうことは、ほんとに大切なことなんだなあと思うから、もうちょっとこう、内科と口腔外科が何かもう少しこう、連携を取って、もうちょっと進んでったらいいと思います。

プロフィール

インタビュー14
インタビュー時年齢:72歳
(2017年2月28日)

首都圏在住。夫(インタビュー13)と二人暮らし。69歳の時に急性腎不全を発症。半年間の入院で腎不全は改善し、人工透析の必要もなくなったが、長期の経鼻栄養で嚥下が難しくなり、誤嚥性肺炎を起こしたため、在宅復帰後は胃ろうにすることを勧められた。退院後も2-3カ月は経鼻栄養で過ごしたが、口から食べさせたいという夫の強い希望もあり、ケアマネージャーの紹介で訪問歯科医の口腔ケアを受けることに。当初は水も飲めなかったが、夫の協力を得ながら毎日嚥下訓練をして、今ではお蕎麦も食べられるようになった。