インタビュー05インタビュー時年齢:79歳(2016年3月26日)

#05 同じくらいの年齢の人と健康の話はしても、あまり歯の話はしない。この先歯が全部なくなっちゃった時はどうなるのかと思うが、そのときはそのときだ

再生時間:3:11 アップロード日:2016年06月27日

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語り

――大体こう、ご自身の今の歯の状況って、年齢相応かなって感じがしますか。
はい。

――周りの方と歯のことをお話しされることってあります? 似たぐらいの年齢の方と。
いえ、ないです。

――それはどうしてでしょう。
ないですね。別に、お食事を皆さん普通にしてますし、そんな痛いとかなんとかないんじゃないでしょうか。私のお友達、皆さん、同じぐらいの年の方か、60代、70代の方なんですけどね、皆さん、そんな…、あんまり話ししないですね。

――それは歯のことだけじゃなくて、あまり健康のことでも話されないっていうことですかね。
いや、健康のことは話します。結構ね。でも、お食事ができて、痛くなければ…、いいですよね。食事が普通にできればね。

――心配なことっていうのは全然ないですか。ご自身、いつでもみてもらえる体制にはあるんですけど。
うん……。そうですね。……「全部なくなっちゃった時は、どうなるのかな」っては思いますけどね(笑)。まだありますから。

――なくなっちゃうのはやっぱり嫌だなって?
ええ、思いますけどね。でも、「なんとかなるんじゃないかしら」って思ってます(笑)。

――その「全部なくなっちゃう」のって、どんな…
感じなんでしょうね…。ちょっと分かんないですね。

――いらっしゃいますよね、でも、そうやってね。
でも、今の方、皆さん、きれいに治してらっしゃるから、いいですよね……。うーん…、どうしてんでしょうね……。その時はその時でしょうかね(笑)。深く考えないほうですから(笑)。

プロフィール

インタビュー05
インタビュー時年齢:79歳
(2016年3月26日)

インタビュー時:79歳(2016年3月26日)
首都圏在住。歯科医師の父のもとに生まれ、歯科医師と結婚して、主婦として子育ての傍ら、夫の歯科医院も手伝ってきた。子どもの頃から歯が丈夫で、60代になって親知らずを抜くまで、ほとんど歯科治療を受けたこともなかった。その後はむし歯や歯周病にもなったが、ちょっと具合が悪くなれば歯科医師になった息子に治療してもらえるので、まもなく80歳になるが自分の歯が20本以上残っている。