インタビュー06インタビュー時年齢:63歳(2016年4月8日)

#01 海外で新しい技術を学んできた歯科医師に勧められて、歯を6本くらい抜いてインプラントにした。今は調子がよくて硬いものでも食べられる

再生時間:4:33 アップロード日:2017年01月19日

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語り

――現在の歯の状態について教えていただきたいんですけれども、歯は何本ぐらい抜いた、あるいは、今残っているという状態ですか。

ええと、歯を抜いたのはですね…、全部でいくつあるか分からないんで、よく分からないんですけれども(笑)、1…、2、3、4、5、6本ぐらい抜きましたかね。で、インプラント入れてます。

もともとですね、私がいた会社の中に、なんて言うんですか、社内の医療施設がありまして、そこの歯医者にお世話になってたんですけども。で、これはあとからなんですけど、そこの歯医者に勤めてる歯医者さんが、あの、独立したんですね。彼は銀行の歯科診療所から、辞めて、いったんカナダへ留学してるんですね。で、カナダでインプラントはじめ、いろんな技術を磨いて国内に帰ってきて。外人の治療もできるようにということで、英語を学んで、開業したんです。その近くに私のいたオフィスがあったので、そこを紹介されて行った。

これは、その新しく紹介されたお医者さんに言われたんですけども、「銀行の診療所の先生は、どっちかっていうと、歯を…、できるだけ長く持たせようという治療方針でやってる」と。「でも、私は、あの、あまり長く持たせようとすると、周りの歯がやられちゃうんで、できるだけ、『もうダメだと思ったら、早く抜いたほうがいい』という方針なんです」と。「だから、私はターミネーターと言われてるんですよ」と(笑)、いうふうにおっしゃってましたけども。で、まあ、「非常に腕がいいな」と思ったんでですね。あの、で、知識もまあ、結構しっかりしているようなので、「じゃあ、治療方針はお任せしますよ」ということで、えー…、まあ、インプラントにしようかと。

その時に、まとめて抜かれたというか、ということですね。周りの歯がダメになるんで、それから、支える意味でも、その、1本より2本のインプラントでやったほうがいいとかですね、いうことで。で、まあ、結構、周りのですね、同僚のお医者さんが研修に来てたりして、あの、半分、自分が新しい試みの部分をやったりしてですね、なんて言うんですか、多少、お医者さんのほうに協力した部分もあったんですよね。まあ、そういうんでも、少しは役立ったかなとは思ってるんですけど。

例えば、骨が薄くなると、歯槽膿漏が進んでいって薄くなるのを、我慢して抜かないでいくと、どんどん、また骨が、あの、薄くなっちゃって、もうインプラントもできないような状況になるということもあって、まあ、「そういうやつを一回、再生してみましょうか」というような話もありまして。で、えー、「人工骨というのを試しにやってみましょうか」と、いうような話でやった部分もあるんですけどね。結構、それ、うまくいって、今、全然、あの、かえって何ですかね。歯の調子は良くて、ものは噛めるし、先程、先生おっしゃってたような、野菜とかなんかでも食べられる、十分食べられますし、せんべいもたくあんもですね、バリバリ音させて食べられるようになってますね。まあ、そんなとこですかね。

プロフィール

インタビュー06
インタビュー時年齢:63歳
(2016年4月8日)

首都圏在住・会社役員。社会人になってからずっと勤務先の企業内医療施設の歯科で虫歯や歯周病の治療も定期健診も受けていたが、50代前半で関連会社に移ったのを機に転院。主治医に勧められて、それまで詰め物や被せ物をして保存的に治療してきた歯を抜いてインプラントにした。親知らずも含めるとこれまでに6本くらい抜いているが、インプラントのおかげで自分の歯と同じように噛むことができている。