壮年期

歯周病での歯の喪失が始まる時期

50歳代以降は、歯周病などにより歯を失う人が増えはじめます。歯科医院へ行く時間もなく、手遅れになることもあります。年に1~2回は、定期的に歯科健診を受けることが大切です。

歯の根のむし歯に注意

年齢とともに歯ぐきが退縮し、歯の根が出てくることがあります。この部分はエナメル質よりもやわらかく、むし歯になりやすいので注意が必要です。歯と歯の間、歯周ポケットに届くよう歯ブラシの毛先を使い、ていねいにみがいてください。歯の根元がしみるなどの場合は、早めに歯医者さんでみてもらいましょう。

セルフケアのポイント

さし歯や詰め物のある歯

さし歯のつぎ足した部分をよく注意してみがきます。
詰め物のある歯は、その周りがむし歯になりやすいので、歯ブラシの毛先を当てて小刻みにみがくことが大切です。

歯の根が出ている部分の清掃

根の部分は歯垢がつきやすく、やわらかいのでむし歯になりがちです。毛先をしっかり当て、小刻みに動かしながらみがきましょう。

デンタルフロス

デンタルフロス歯ブラシの毛先が届かない歯間部の清掃につかいます。
フロスの両端を指に巻きつけ、歯と歯の間に歯面にそって挿入します。そして歯の側面をこすりながら2〜3回上下します。

歯間ブラシ

歯と歯の間にすき間ができるようになったら、歯間ブラシで清掃をしましょう。
挿入するときは、歯ぐきを傷つけないように注意してください。ブラシを水平にして、ゆっくり前後に2〜3回動かします。

ハブラシの毛先が届きにくいところは、デンタルフロス(糸ようじ)や歯間ブラシを使いましょう。

最近忙しくて...
ストレスは歯にも影響があるのかなあ?

まぁ、大変!ストレスを感じたら歯医者さんで相談よ!