令和3年度 8020運動ポスター

ポスター審査員

栗原 良彰 先生(法政大学建築デザイン学科兼任講師)
増田 金吾 先生(東京学芸大学名誉教授)
伊藤 達矢 先生(東京藝術大学社会連携センター特任准教授)

最優秀賞

佐藤 奨馬さん(19歳)

受賞者のコメント
今回、私の作品を選んで頂きありがとうございました。この作品は若い世代に向けて描きました。手遅れになる前に、毎日の歯みがきや早期の治療に気をつけることで、将来80歳を超えても若々しい口元でいらっしゃる方が増えて欲しいと思ったからです。
栗原先生のコメント
キリッとした表情、清潔感のある配色。手書きや絵の具ならではの細やかなタッチと色使いで丁寧に描かれています。「8020」の文字も力強く、斜めに入っていてスピード感を感じさせますね。
伊藤先生のコメント
人の表情は絵全体の印象を大きく左右しますが、この作品はそれが非常にいいかたちで表れていますね。8020の重要性が表情とともに真っ直ぐに伝わってきて、とても好感が持てる作品です。
増田先生のコメント
色鮮やかな青い服と、温かみのある肌の色の配色が絶妙で、清潔感に溢れた1枚に仕上がっています。「8020」の文字も黒と黄色ではっきりと描き、うまく表現していますね。

優秀賞

  • 静 龍馬さん(19歳)

    受賞者のコメント
    今回、ほぼ初めての公募だったので緊張しましたが自分が持てる技術を使い、努力した結果優秀賞という有難い賞を頂き光栄です。
    栗原先生のコメント
    工場を想起させるような機械的な要素との組み合わせが新鮮です。鼻に見立てたSTOPのスイッチなど、1つひとつのアイデアをうまくまとめています。口元のイラストもいいアクセントになっていますね。
  • 浜田 七海さん(18歳)

    受賞者のコメント
    いつまでも続く歯のように、健康で丈夫な歯を保って欲しいという思いを込めて製作しました。この度は素敵な賞をいただき、とても嬉しく思います。
    増田先生のコメント
    「いつまでも続く歯を」というコピーと、歯が延々と連なるイラストがマッチしていて、8020運動の大切さをしっかりと伝えてくれています。白と青、黄色の配色も清潔感があって好印象でした。
  • 沼口 絢音さん(18歳)

    受賞者のコメント
    今回、8020運動ポスターにて受賞作品に選んでいただきありがとうございます。この作品は子供から老人まで大切な歯みがきを動物で表現しました。
    伊藤先生のコメント
    独特なタッチと表現で、厚みのある世界観を醸し出しているクオリティの高い作品です。絵画とイラストの両方を合わせた絶妙なバランスが印象的で、作者の個性やセンスが伝わってきます。

入選

  • 宮﨑 彰梧さん(20歳)

    受賞者のコメント
    この度はこのような賞をいただき光栄です。健康で固いものを噛み砕ける強い歯を残していく思いを込めて、強くてワイルドに感じるデザインにしました。
    伊藤先生のコメント
    インパクトが強烈で、ストレートに飛び込んでくる力強さがあります。やや不気味なイラストやあまり聞き慣れないコピーが、かえって8020運動の重要性を上手に引き出しているように見えました。
  • 福田 成美さん(19歳)

    受賞者のコメント
    いつまでも歯に寄り添っていけるように、という思いを込め、どの年代の方々でも自分の歯について考えてもらえるように心掛けました。
    増田先生のコメント
    歯に囲まれ寄り添う光景は、歯を大切にしたい思いをしっかりと伝えてくれています。青を基調とした柔らかな色使いにも好感が持て、じんわりと心に響いてくるような作品ですね。
  • 菊地 未夢さん(19歳)

    受賞者のコメント
    今の世の中、マスクをずっとつけており、表情でのコミュニケーションがとれずに苦労しています。いつかマスクを外せることを願い、笑顔を大切にして欲しいです。
    栗原先生のコメント
    とにかく表情がすばらしいです。マスクの着用が当たり前になった昨今ですが、口元を人に見せる機会は減っても、自分のために歯を大事にする重要性を、この笑顔が改めて感じさせてくれます。
  • 仙石 修平さん(18歳)

    受賞者のコメント
    このような賞をいただきとても光栄です。歯はとても大事なものなので、我が子のように大切にしてほしいと思いこのポスターを作成しました。
    増田先生のコメント
    色鉛筆とパステルを使っているようですが、画材の特徴を生かして柔らかく温かみのある世界観をつくり上げています。「大切なものだから。」というメッセージが、やさしくじんわりと響いてきました。
  • 矢嶋 美優さん(21歳)

    受賞者のコメント
    80歳になっても20本の歯を保つためには歯みがきや手入れの習慣が重要であり定期的に歯医者に出むいて白く美しい歯であり続けてほしいという思いです。
    栗原先生のコメント
    年齢や性別を問わず、いろんな人の笑顔をうまく描き分けているのが印象的です。真ん中に「8020」の文字やメッセージを配した構図が、8020運動をみんなで楽しんで実践しようという前向きな気持ちにさせてくれますね。
  • 大角 彩栄さん(18歳)

    受賞者のコメント
    女の子の成長過程を通して、一生歯を大切にすべきであるというメッセージを込めました。入選したことを大変嬉しく思います。ありがとうございました。
    増田先生のコメント
    一見するとおとなしい印象を受けますが、子どもから大人までいろんな人物を描くことで、「歯は一生モノ」というコピーが強調されています。文字や絵をうまく浮き立たせる配色の工夫も目を引きました。
  • 賀来 奈菜子さん(28歳)

    受賞者のコメント
    この度は貴重な賞をいただき、大変嬉しく思います。少しでも運動を広めるきっかけになれるように、親しみやすくポップに!を目指したつもりです。
    栗原先生のコメント
    20本の歯と、1本1本に描かれた文字を連続させることで、力強いメッセージとなって心に響いてきます。おじいさんの楽しそうな表情や、ダンスをしているような足元の動きもコミカルでいいですね。
  • 阿木 理香さん(49歳)

    受賞者のコメント
    インパクトと斬新さで、目に留めてもらえるようなポスターを製作しました。“歯は宝物”のように歯の大切さを認識してもらえたらうれしいです。
    伊藤先生のコメント
    思わず見てみたくなる、読んでみたくなるインパクトの強い作品ですね。マンガのような構図やイラストだけでなく、文字の形や1つひとつのコピーも、8020運動の趣旨をうまく伝えているように思います。

総評

栗原 良彰 先生(法政大学建築デザイン学科兼任講師)
色鉛筆やペン、絵の具など、画材の特徴を生かしたバラエティに富んだ作品がたくさんありました。毎年作品は多様化していて、今年度は応募数も一気に増えました。選考はかなり悩みましたが、楽しませていただきました。
伊藤 達矢 先生(東京藝術大学社会連携センター特任准教授)
ポスターは、ひと目見たときの第一印象も大事なポイントです。そんな強烈なインパクトを与えるようなデザインから、柔らかいタッチや配色でメッセージをじんわり伝えるようなものまで、個性的な作品が多かったですね。
増田 金吾 先生(東京学芸大学名誉教授)
選考を通じて、8020運動に対するみなさんの思いや表現の工夫ぶりを随所に感じることができました。これからもポスター制作を通して、8020運動の大切さを訴え続けていただきたいですね。